サイトアイコン一般財団法人環境ビジネス交流協会

協会について



会長挨拶

21世紀は間違いなく「環境の世紀」となった。

環境に配慮しない経済活動や消費行動が、気候変動や環境汚染、生態系の破壊等を加速させることが明らかになり、人類の生存の危機すら招く可能性が高まった。これにより環境に配慮した経済社会への転換が、世界各国における最重要課題の一つとなったのである。

日本は狭い国土と乏しい資源の中、工業化の成功で世界有数の経済大国になり、その課程での深刻な公害問題も克服し、省エネルギー化まで実現した。これら日本の環境技術・製品を生み出したのは、大企業のみならず中小企業、ベンチャー企業、また町や個人の工場や研究所、大学等様々だ。

ただこれらの優れた環境技術や製品の中には、まだ日本の経済社会に普及していないものも少なくない。その理由には、一つの会社が、優れた環境技術や製品の開発に加えて、それらの市場調査、販路開拓、営業活動まで全てこなすのは、中小企業やベンチャー企業には困難であるからである。

また世界経済の牽引役を担う中国や東南アジアなどの開発途上国においては、過去日本が経験したものと同様の深刻な公害問題が発生している。その改善には、日本の環境技術の導入が不可欠だが、日本の環境技術・製品の世界の環境ビジネス市場の割合は1割程度しかなく、大きく参入出来ない状況である。その理由の一つが、海外事業展開におけるノウハウ不足である。多くの環境企業にとって、優れた技術や商品があっても、海外事業展開における多くの障壁を乗り越えられる人材、専門知識、経験、ネットワーク等を持ち合わせていないからである。

一般社団法人環境ビジネス交流協会は、これらの課題を解決するために、国内においては、個々の優れた環境技術・製品の市場調査、販路開拓、営業活動、販売・代理・取次業務まで支援する。また海外においても、中国を中心とした東南アジアの大学や商工会等との独自の産官学のネットワークを活かして、シェアの拡大に向けた同様のサポートを実施する。

日本の素晴らしい環境技術・製品が国内外に普及するためのプラットフォーム(土台)になれば幸いである。

会長 安藤 眞


協会設立の趣旨

一般社団法人環境ビジネス交流協会(EBCA) Enviromental Business Communication Associationは、日本の優れた環境技術・商品・サービスを国内およびアジアに紹介、展開する機会を提供し、国内企業団体のアジア中心の環境ビジネス市場への参入支援活動を行います。また海外の優れた商品と技術の国内の展開も図り、アジアの国々と協働して地球環境に貢献するために発足した組織です.

国内事業

全国の優れた環境技術、商品を持つ中小企業を中心に、国内市場の情報提供、商品の開発支援と事業拡大にサポートします。

海外事業

アジア中心の海外の産官学連携のネットワークを活用し、情報提供と共に、Made in Japanの優れた商品の海外への販路開拓と進出の機会を提供し、技術移転とベンチャーの事業化を促進します。


事業案内

(1) 販路開拓、営業、販売代理・取次業務
日本の優良な環境技術・製品を、国内及び海外へ普及します。協会の組織ネットワーク、人脈、営業ルートを活用し、市場調査から販路開拓、営業活動を実施します。貴社の環境技術・製品を必要としている国内外の会社、団体、地域、国にお届けます。

(2) 産官学の交流事業
交流事業は主に日本の環境技術・製品をもつ会社と、海外の産業界、投資家、国や地方自治体、大学や研究機関との交流の場作り、ネットワーク形成を行います。中国を中心としたアジアの研究機関や商工会等海外とのネットワークを通じて、海外現地への現地視察や交流を行います。


理事紹介

会長 安藤眞

東京都出身 一九八八年日本で最初の環境ビジネスシンクタンク「エコビジネスネッ トワーク」を設立しました。現在は国内外の環境ビジネス関連情報の収集、調査・分析、環境ビジネス創出支援地域経済振興に係コンサルティング業務を実施しております。また環境ビジネスに関する書籍の出版、大学にて講義、公官庁における各種検討委員やアドバイザーにもなっています。詳しくは会長挨拶にて

理事長 張本明良

中国上海出身 日本で遺伝子・バイオを学んだ後、十年間以上アジア市場に向けたこの分野の製品開発業務に携わっておりました。エコビジネスネットワークにて、安藤会長をはじめとする志高い環境ビジネスの仲間と出会い、日本の優れた環境技術の普及、日中の環境技術の架け橋になることに、人生の生き甲斐や使命を強く感じました。若輩者ながら理事長に推挙して頂き、恐れ多い気持ちです。中国での人脈は政府、商工会、有力企業、大学等多岐にわたり、そのネットワークを活かして日本の優れた環境技術・製品を中国に紹介し始めました。今後は国内市場、中国以外への海外市場にも広く普及・販売出来る協会にしていきたいと思います。

副理事長 根岸弥之

東京都出身 環境・開発コンサル勤務後、英国にてEU環境政策を学び、二〇〇〇年日本で最初の環境専門の人材紹介会社「EcoJob」を設立しました。以後EcoJobは日本最大の環境人材バンクを持っております。これまで多くの環境企業・機関に人材の側面からサポートをさせて頂きましたが、技術開発力の強い会社には、同時に販売や事業戦略の面からのサポートも必要と感じ、今協会の設立に参加させて頂きました。安全、健康、持続可能な社会をつくるには、環境ビジネスの発展が不可欠と考えており、これまでも、これからもこの一点に心血を注ぎ込んでいく所存です。

理事 兼 事業部長 村尾勤

大阪府出身 国内、欧州で約三十五年間、繊維関係の商社及び製造メーカーに従事し、取締役や国際部門子会社社長も務めました。これまで多くの仕入先や得意先、関係先にお世話になり、現在の自分が存在していると思います。今後はこれまでの経験・ノウハウ・人脈を最大限に活かし、環境ビジネスの発展に貢献出来ればと思っております。

理事 兼 事務局長 柴田庫吉

静岡県出身 国内で医薬品販売に約二十年従事後、一九八八年に北京に留学しました。以後中国との関係を深め、一九九九年より中国から輸入する竹のリサイクル製品の会社に従事し、竹製品を日本全国に販売しました。中国と日本で培った中国人脈は北京、上海、天津他、中国全土約10省に及びます。これらの繋がりや経験を環境ビジネスの発展に活かしたいと思います。

監査 瀬川宗生

キリマンジャロ森と旅社代表

連絡先

名称 一般社団法人環境ビジネス交流協会
所在地 千葉県松戸市和名ヶ谷953‐1きらめきの森416号
電話 047 – 723 – 0217 (土日祝休)
Mail address: info @ ebca.or.jp
Homepage: http://ebca.or.jp

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